漢方で止める顔汗


体に悪影響を出さずにゆっくり顔汗を改善していく方法として、漢方を選択する方も多いのではないでしょうか。ここでは漢方についてあまり詳しくないけれど、興味があるという人に向けて、漢方と汗について解説してみたいと思います。

漢方薬とは

漢方とは、日本の帰国や風土、体質に合わせて発展してきた日本の伝統医療です。植物、動物、鉱物のなかで薬効を持つ「生薬」を組み合わせて処方調合されたものを漢方薬と呼んでいます。

「気(エネルギー)・血(血液)・水(体液)」という3要素をバランスよく保つことが目的で、基本方針は無理のない「自然治癒能力を高める」ことにあります。

西洋医学や現代医学に慣れている私たちにとって大きく異なるポイントは、一人ひとりの体質に合わせて調合してくれるということにあります。

そのため、大きな病院でいろいろなことを試してきた人が漢方でコロっと体調が良くなったという話を聞いたこともあるのでは。

私たちは漢方と聞くと、「即効性がないのでは?」と思いがちです。ところが、長年おつきあいのある漢方医などが調合してくれた場合、現代の医薬品よりも場合によっては即効性を発揮することもあるそうです。

また、よく使われている薬なのに、アレルギーが原因でその薬が飲めない人などには漢方薬はとても頼れる存在になってくれるのではないでしょうか。

顔汗を改善させてくれる漢方薬

上記で話した通り、漢方薬は一人ひとりの体質に合わせて調合をしていきます。そのため、顔汗用につくられた漢方薬が販売されているわけではありません。

まず漢方で顔汗を改善させたいと感じた方は、漢方医を訪れ、自分の体質や、現在の状況などをしっかり相談する必要があります。あなたの体質や症状に合わせた世界にひとつの漢方薬を調合してくれることでしょう。

自分の汗かきの原因が、何かわからない。または思い当たる原因がありすぎて、特定できない。そんな場合でも、ゆっくり耳を傾けて聞いてくれる方が多いので、心配することはありません。

とはいえ初めての方には不安だらけですよね。代表的な漢方薬について少しご紹介したいと思います。

ストレスが原因だと思われる汗の場合

ストレスを和らげる生薬をメインに配合していきます。「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」や「柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)」有名です。

悪臭のする汗を改善したい場合

汗腺や皮膚の機能に働きかける生薬を配合していきます。「玉屏風散(ぎょくびょうぶさん)」など

とにかく汗をかくという場合

尿量を増加させ、体内の熱を放出するかもしれません。「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」など

※あくまでもよく使われている生薬例としてご紹介しています

漢方とうまくつきあっていくには

漢方薬を手に入れるには、3つの方法があります。

漢方薬局

漢方専門のお店なので、一般では扱ってないような生薬を扱っています。じっくり話して、調合してもらえますが、お値段は高めです。

病院

漢方を扱っている病院もたくさんあります。東洋医学的な体に優しい診察をしてくれるので通いやすいと思います。

ドラッグストア

市販されているラインナップから選ぶ方法です。自分に合うかどうかは試してみてからじゃないとわかりません。

その方法にしても漢方薬は定期的に飲むようになるものです。

特に専門の方に相談する際には、最初の伝え方に「恥ずかしいからごまかした」などの情報が入っていると、まったくちがう生薬を調合され、「時間をかけたのにぜんぜん効かない」なんてことになる可能性もあります。

あなたの体調は、年齢や仕事、家庭のことなど、さまざまなことが絡み合って結果として体調に出てきています。恥ずかしがらずに、正しく自分のことを伝えましょう。

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